推し活とは、自分の感覚を推せるかどうか

年明け出社して、隣の席の同僚と世間話をしていた。

彼はB’zファン。「紅白のB’z よかったねー」

一昨年、彼が取ったチケットでライブに行けるはずだったのに、私の体調不良で断念。

(長居スタジアムで土砂降りだったらしいから、結果おーらい?)

「B’zのファンクラブに入らないの? 紅白で1万人くらい増えたらしいよ。チケット取りやすくなるから入りなよ」って。

たしかに、2024年の紅白歌合戦での出演は素晴らしかった。

最近の歌がわからないけれど、二昔ほど前の楽曲は、青春と色濃く結びついているので、イントロを聞くだけでワクワクする。音楽に疎い私でも、よく聴いた曲だ。LIVEで聞いたら絶対テンションあがるだろうな。

「そんな話をしてさ、稲葉さんももう若くないし、私も若くないし、行けるうちにLIVEに、行っておかないと!って思ったよ~。ファンクラブ入ろうかな・・・」と同世代の友達に話したところ

「ほんとだよね!私もファンクラブに入るよ!」と、先に友達が入会した。

気になりつつ、もそもそしてそのまま流しそうになっていた私も、慌てて入会。

ついに、こうして人生初めてのファンクラブに入ることとなった。

今推しているアーティストでもなく、B’zのファンクラブに入るとは。元旦の計では予想だにしなかったよ。

以前より、やりたいことの一つに「推し活をしみたい。」を掲げていた。

推しを追いかけて、人目気にせず、場所も気にせず、全国のLIVEを追いかけてみたい。」と。それができない理由は、そこまで好きな対象に出会えないことだと思っていた。

浸食忘れて日常生活どっぷりつかるほどの熱狂的なファンでなければならない。

浮気もせず、愛を語る。それこそ推し活!

そこまでの情熱のない私ごときが、ファンクラブなど恐れ多い~~

その高き壁を乗り越えさせてくれる誰かよ、私の心を奪ってくれよ!と、常々思っていたのだが、どうやら対象の推しが問題ではなく、そこへ情熱を注げるこちらのマインドに問題があったようだ。

そうか、愛は語らずともいいのか。

自称、私ファンです。で、いいのだと先週知ったよ。

それが言えないのは、誰への言い訳だったのだろう。

好きにうつつを抜かしてはいけないというメンタルブロック。

(じゃ、何に時間を割いているのさ。。。)

自分の娯楽のために、物でないものにお金を支払う罪悪感。

(あれだけ、高い服を買っといて、よく言うよ。)

おかしなものだ。

若かりし頃、ロック等聞いていると「そんなうるさい曲」と母に咎められ、胸を張って好きだと言えなかったが、ずっと好きだ。私のメンタルブロックは、母の基準なんだよね。

齢50歳にして、母を卒業しようと決めた。

決めたら、推し活もできるように。

ファンクラブに入会するというのは、いとも簡単だった。クレジットカードの番号を入力するだけだった。

気をよくして今日、大橋トリオのファンクラブに入ったのだ。

急に上がってきたInstagramでの案内。私の脳の何を覗いているんだ。

もうすぐライブのチケットがファンクラブ先行で販売されるという。

普段はほとんど聴いていないけど、もう10年以上ゆっくり好き。少し前にライブに行ってみたいと思っていたんだよ。勢いで、ファンクラブに入会してみた。

なんかワクワク。

いやいやそんなことより!よ。

今、毎日聴いているSUPER BEABER。通勤電車の中でも毎日毎日聴いて、LIVEのDVDまで買って家族にごり押しし、私だけじゃなく娘まで歌えるようになるほど聴いている。

にもかかわらず、私ごときがまだまだ新参者。。。と、ファンクラブサイトさえ見ていなかったのだが、ついに勇気を出してサイトを覗いてみたら、

なんと、月額440円だった。

何を悩んでいたのだろうか。

Follow me!

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP