ete-beignet 横浜でのお宿をご紹介。
初日1人で泊まった宿はビジネスホテルでしたが、家族と合流した日に宿泊したのは、ホテルニューグランド
「クラシックホテル、全制覇」は、若いころからの夢でした。
その昔、富士屋ホテルに宿泊したことがありました。ホテルはもちろん素敵だったけど、お部屋が古くてね。クラシックって言うだけあって、そりゃ老朽化しているよね。。。鍵は掛けにくいし、ドアは重たい。お部屋は広くて寒々しいというか。。。宿泊せずに食事にくるので十分か。。。というのがその時の感想。
それから、日光金谷ホテル。近くまで行ったので覗きに行ってみたのですが。。。かなり印象が悪かった。宿泊せずフラッと来てみた冷やかし客は、お客様ではないと言った感じか。機会があってもここの予約は取らないぞ。と、その時思ったわけです。（こちらのホテルがお好きな方、毒舌すみません。若かりしころの思い込みです。）
憧れているのに、印象が期待を下回る確率が高いのかも。10年以上前、今より貫禄もない経験もない若さが故の感想なので、今ならまた違うかもしれませんが、それ以来、無理して訪れたいと思うほどの夢は持っていませんでした。子どもができて、贅沢なホテルから遠ざかっていたのもあり、好きだったことさえ忘れていました。
1人で飽きることなく散歩できるほどに、モダン建築好きなのですが、それを知っている宿泊担当ete夫がここを予約してくれていました。楽天トラベルのタイムセール？3人で33000円だったそうです。憧れるのホテルにこの値段で泊まれるなら、微妙に安いビジネスホテルよりこちらがいい！
横浜のそのホテルって、クラシックホテルだよね。ドリアとか、プリンアラモード発祥の老舗ホテルでしょ？「美の壺」（たぶん）で見たことある。行ってみたいと思ってた！
喜ぶ私に、ete夫は「今回のホテルは、アネックスだよ。」と、テンション上げすぎちゃだめだと釘を刺してきましたが、それこそいいじゃない。ホテルの品格を味わいつつ、設備が最新だったら、いうことないわ。すっごく楽しみ！
前振り、長くなりましたが、じゃじゃーん。予想通りの素敵な空間。
寒い冬の道を歩いてきたので、早くチェックインしてお部屋に。といつもなら思うところ、美しいロビーに感激する。チェックインを任せて、あちらから見たり、こちらから見たり、写真を撮ったりと浮かれる落ち着きのない観光客。その様子を遠くから確認し、気配を隠してくれるホテルマン。
フロントでチェックインをして戻ってきたete夫。「ホテルマンだったわ。。。完璧やったわ」と。
先ほどまで気配を消していた人影がさっと現れ、エレベーター前で待機してすかさず案内。これが一流ホテルのホテルマンかぁ。ホテルマンがドラマみたーい。スニーカーにジーンズで、化粧も取れかけたおばさんさえも、貴婦人のように扱ってくれる。ロビーを通って部屋に行く、ただそれだけで、とても幸せな気分になれました。
家族3人でたくさん旅をして、できるだけリーズナブルにと、ビジネスホテルに宿泊することが多い。日本のホテルだもの。不安を感じることはまずなく、不便もなく、どちらも丁寧な対応をしてくれます。（夏に訪れた田舎の家族経営の古いホテルは、あらあらと思うことはあったけれども）基本は、お風呂に入って眠れれば十分です。それ以上を期待していないし、ホテル側もお互い記憶から消えていく関係だしね、と思っていましたが
一流ホテルは素敵ね～
スリッパまでもふわふわ〜。またクラシックホテルに泊まってみたい熱再燃。クラシックホテルだけじゃなく、老舗ホテルをめぐりたい。旅の楽しみが増えました。
家族3人で10000円の宿も、それはそれでもっと安いのはないか、挑戦していきたいけどね。
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