ete夫 弁当を作る

みなさんは、朝からお弁当を作っていますか?愛妻弁当ですか?

私は朝が苦手なので、自分の弁当だって作りたくないくらい。新婚当初は、夫のお弁当を作ってあげていたこともありました。それが良き妻だと思っていたからね。お弁当に限らず、一切の家事を担っていたなぁ。休日にゴルフに行った夫のために、洗濯し、部屋を掃除して、夕食を作って待っているという。だって彼が大黒柱で、私より収入が多くて私は仕事と家事を両方やって、やっと一緒だと思っていたから。誰に言われたわけでもなく、そう思っていたもの。

が、子どもが生まれ、冷戦期間を経て、「そんなん無理無理」が「愛妻弁当?意味がわからん」に変わっていきました。男性物のお弁当箱は、断捨離の最初のほうでさっさと捨て、2度と夫が弁当箱を持って出勤することはないと思っていました。

それが、この2月に彼の職場が変わり、会社の食堂がなくなったことで「お弁当にしようかな。弁当箱、ある?」と言い出しました。いやいや、最寄り駅にスーパーで買っていけばいいやん。と、放置していたら、自分で冷凍食品を買ってきていました。

どうやら自分で詰めるらしい。私が以前使っていた たきまき(モデルの滝沢眞規子さん)の仕切りが付いているお弁当箱を使い、紙袋に入れて毎日持って行っている。

職場が新しくなった初日から毎日、 愛自分弁当が続いています。

すぐやめると思っていたお弁当。「食堂で並ぶ必要がなくなって時間ができて、お弁当っていいわ!前からしておけばよかった。」と喜んでいる。それならば、と弁当バッグを買ってあげようかと3coinsで見つけたものを写メして、どっちの色がいい?と聞いたところ、どちらもお気に召さず。紙袋もボロボロでなんだか恥ずかしいので、これは?と見せた子供のお弁当用に買ったミッフィーの冷凍バッグ(紺)にいれて、毎朝持って行っている。。。

夫は、料理をしない人です。ご飯は炊けます。私のいない日の夕食はほぼ外食で、娘にお願いされた時とキャンプの時に、年に数回、カレーを作るくらい。火もレンジも使わずに弁当の中身は、オール自然解凍の冷凍食品。料理はしていないけど、あれこれ自分で選んで買ってきている。惣菜ポテトサラダはマストの様子。バナナを追加してみたり、自分なりに考えて。私にしてみれば、そんなに冷凍食品のオンパレードなら、スーパーのお弁当を買うのと大差はないよね?むしろそっちのほうが安いし、、、と思って見ているけれど、どうやら、お弁当作りが楽しいらしい。彼の趣味の一つになったようだ。

わからんもんだ。

かつての私は、早起きして作ってあげているのに、感謝もしない!と、ぷりぷりしていたこともあったけれど、なんだ自分で作れるんだ。。。彼にしてみれば、やってくれるからNOとは言わないけど、別に「作れ!」と命令したわけでもないのに、勝手に作って恩着せがましいなぁ、というところだろうか。

それが愛情だと思っていたのだよ。当時はね。

結婚生活16年にもなると、ほどよく放置。これも愛?何をしていようとお先にどうぞも、素晴らしき家族愛!

おぉ好きにやれやれ。そのうち、ポテトサラダも作るようになるのだろうか。今も「作ればいいのに」とつい言ってしまうけど、人一倍頑固な彼の耳に届くわけもない。自分が必要と思えば、ネットでレシピを調べて、作り始めるんだろうな。放置という優しさで、見て見ぬふりをしておこう。冷凍食品ばかりで買うよりお高い弁当になっているけど。私は前夜の残り物弁当だけど。まぁええやん。

良き妻とは、なんだろな。

これまでの結婚生活、紆余曲折。昭和の父の頑固さと平成の共働き男のいいとこどりで、家事をしないで自分を優先する夫でした。子供が生まれた当時に藁人形が手に入っていたら、五寸釘に滅多刺しに藁人形が家中の柱に張り付いていたことだろう。がしかし、もう柱のスペースもなくなり、期待もしなくなったあるとき、驚いたことがあった。

2年前の私が大学に入ったとき、「夜はママの時間。課題出さなくちゃ、いけないから!」と、家事を放置し2階で夜中まで課題提出に没頭していました。みんなが寝た後に降りてきたら、なんと食器が洗われていた。

はっ?なぜ??と不思議で仕方がなかった。私は自分の時間を楽しんでいただけなのに。かつて、仕事が忙しくても、子育てでイライラしていても、体調が悪くても、朝自分が使ったお皿さえ、ダイニングテーブルに置きっぱなしだった男が、私が自分の時間を楽しみ出したら家事をするなんて。。。謎や。。。

ほんと、難しい。あれだけ、押しても引いても何しても、こちらの意思をくみ取ってもらえず、他人を変えるのは不可能だな、と諦めて、自分中心になったとたん、他人は動くのか?はぁ・・・わからんもんだ。

世の夫の多くに当てはまるかどうかはわからないけれど、愛情だと思ってしてあげているいろいろを、全部やめても、夫婦は崩壊しないものかもしれないよ。

まずは、夫殿より、ご自身を大事にしてみてください。

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