隣のバラはきっとアブラムシがいっぱい

子どもの英語について

非常にネガティブで、これから子供英語育児について何か学びが欲しい人には、何の参考にもならないお話ですので、悪しからず。

私は英語ができず、コンプレックス。いまだに英語が楽しいと思うことがほとんどなく、できることなら逃げたい。そんな母が、子どもの英語が話せるように、もうそれしか考えてないんじゃないかと思うほど、計算力も躾も健康な食事もそっちのけで、英語にだけフォーカスして育児をしてきました。

隣のバラは美しく、わが家のたんぽぽもそれなりに育ってきたように思いたかったけれど、やはり私はバラを育てたかったのね、と思い知る。最近では、インスタグラムでよくできるお子さんを見るのが苦痛になってきています。

私のやり方が、失敗だったんだなぁ。というのを目の前に突き付けられるつらさ。まったくもって思うようにはいきませんでした。ずーーーっとどうしたらいいんだろうと彷徨っています。

もうどうしたらいいかわからず、英語の先生に悩みを相談しました。アドバイスをいただいたのですが

家で、英語に触れる機会を作り、本を一緒にたくさん読んで語彙力を増やしましょう。でした。

「一緒に」がないから、こんなに失敗しているのだろうか。

一緒に英語の本を読む努力もしてきましたが、うまくいきませんでした。どうしたらいいかわからないところに、やろうとしてできなかったことをやりましょうと言われて、10年間持ち続けていた英語育児への情熱が、柱ごとボキっと折れました。

なんかね。もうどうでもよくなっちゃった。

小学5年生の娘、母の声も期待も届かない。もともと誰かの期待に応えようというタイプではないものね。努力根性忍耐自己顕示欲という文字は彼女の辞書にはないけども、人生は楽しむためにあり、楽しいだけが原動力の人。私とは違う。どう動かしていいのか、私にはもうわからない。

え、なんで、英語しなきゃと思ってたん？私。

英語が必要なのは、私。毎日毎日、外国人に囲まれて肩身狭く生きてるのは私。

子どもに、世界を見せるため？

少しでも、高校受験、大学受験で楽をするため？

ほんとに困ったときに、自分で勉強すれば。

もうええわ。

ただいま、そんな想いです。

とか言いながら、まだまだ続けるんだけどね。

でも、自分の中で、ついに折れた感があったので書き残しておこう。またやる気を取り戻すかもしれない。

うちの子はたんぽぽ。庭の片隅で勝手に咲いてるたんぽぽに、誰も「美しいね、見事だね」なんて言われないけれど、気が付けば綿帽子を飛ばして、きっとどこかで強く生きていくに違いない。

私が指を咥えて見ている大輪の薔薇！きっと茎にアブラムシがいっぱいなのよーー

私だけが「お宅のバラ、綺麗ね。よくお手入れして、さすがね。」って言われたかっただけなんだなぁと改めて気づき、また違うアプローチができるかもしれません。誰のためか、よく考えよ。