あなたならどうする?

子どもの勉強に関しては、今のところあまり口出ししていません。

娘、家での様子はあまり優等生ではない。脱いだ服がそのまま落ちているし、プリントも、ランドセルも、給食袋も、持って帰ってきた習字道具も床に放置。金曜日にお箸セットを学校に忘れてきていたし。そんなお小言はぽろぽろ出るけれど、勉強に関してはあまり言っていない。

言わないのは「うちの子、よくできて〜」というわけではなく、勉強がわからない、学校が嫌い、とは言わずに楽しそうにしているから、よしってことで。

躓いてこの先の勉強が嫌いになる内容であれば早めに気づいて、手を打たねばとは思うけれど、そこも言うほどしっかり見ていないし、ほぼ学校と塾に丸投げです。

親が小言を言って親子関係が悪化するくらいなら、そこは外注すればいいとの考えです。私は褒める役でいたいのです。

今朝は、割り算のひっ算の問題で、大量にXがついているプリントが床に落ちていた。簡単なほうを大量に間違い、難しいほうがあっているという謎の点数。たぶん、ケアレスミスか勘違いか、問題の理解不足か。それはそれで問題ではあるけれど、致命的ではないと見て見ぬふりをした。

お受験の予定がないゆるーい小4なので、お話が合わない方もいらっしゃるとは思いますが。

そんなわけで、おおむね子供の勉強には関心のない母ですが、先日、落ちている娘の社会のテストを見つけたところ、一つの問題が目についた。

「あなたならどうしますか?」

ここが間違いということで、10点マイナスになっていた。

意見を問う設問に、〇✖で評価する日本の教育に物申したい。

百歩譲って、まずは設問の言葉の不足を指摘したい。

後で子どもに聞いてみると、この回答が不正解な理由は、「実際にあなたができることではないので」という先生の説明があったらしい。問題からそれは読み取れないよ?

「あなたならどうする?」と聞くときに、よく聞かれる趣旨として

「あなた(が普及する立場)ならどうしますか?」と問う時もあるだろうし

「あなた(が効果的な良い方法を提案する)ならどうしますか?」もあるだろう。

そこで

「あなた(が現在の経験と状況と財力を踏まえて対応する)ならどうしますか。」とは、この問いを読んだ子供の100%が理解するとは思えない。

大人の屁理屈で申し訳ないが、私が子どもだったら腑に落ちなくて後に引きずりそうだ。

「あなたがリアルにできること」と問われたところで、今現在この伝統芸能に興味もない子どもに、チラシを作らせることは、まったくもってリアルじゃないし、その程度のチラシで、人は動かないだろう。大人の期待だけを盛り込んだこの設問の模範回答は意味があるのだろうか。

「時代に合わせて廃れていくのもまた歴史の中ではあり得ること。現代を生きる私には興味がないので、何もしません。」などと答えては、親が呼び出されていたことでしょう。

「本気で盛り立てるなら、おもしろいYouTube を作り、ファン増やす。子どもが手やに取る漫画で、伝統芸能にまつわる世界を書いて、人気俳優でドラマ化し、世間に興味を持ってもらう。」そんなリアルは求められてないか。

子供のチラシで世界が変わるほど、世の中甘くないなどと言ってしまう汚れちまった大人です。

私が斜めのそのまた斜めから回答してしまう考えすぎる子どもだったので、先生受けは悪かったです。そんなことを口にすれば、めんどくさい親として娘がマークされては可哀想なので、学校に物申したりしないのですが、気になったのでついブログに書いてしまいました。

幸いなのか我が子は単純。私とは違う素直な性格。でもだからこそ、不正解の理由を説明されて、「ふーん、そうなんだ。」と考えることもなく理解してしまうことを一番心配している。

「先生におかしいです」って言わないの?と聞いてみたところ「先生が怖いから、誰も何も言わない。」と娘は笑っていたけれど。

納得のいかないお子さんもいるだろう。私はこのタイプの子供で、生きづらい子供時代で悶々として生きていた。

「そっか、ここは自分ができることを書くんだ。」

=「できないことを想像してはいけないんだ。(なんで!間違ってないのに!)」

逆に我が子は、執着しない性格のため、Xがついてもすぐに忘れて過ぎ去っていったことだろう。

「そっか、ここは自分ができることを書くんだ。」

=「実現に向けてリアルに考えなくていいんだ。(ラッキー!)」

どちらも心配。

こうやって、日本人のモノを言わない習慣ができていくのか。と、ざわっとしたものが残るテストでした。

自由な発言ができない教育をして、今後の日本は生き延びられるのか。

発言ができないなら程度ならまだしも、意見を思いつかない子どもを育ててはいないか?

そんなことを思いながら参加してきた小学4年生娘の参観日。道徳の授業。

教室で1人の男子がコケている。それを見て笑っている4人の男子。

教師や授業の構成に対して、斜に構えて聞いているので、いちいち頭の中で否定しているめんどくさい大人よ。その話はまた日を改めて。

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2件のコメント

  1. あー、よく分かる❗️
    幼い頃から絵本を毎日読んで、空想の世界に浸り、考える力や楽しさを身につけても、小学校教育(テスト)では通用しませんよね。というか、潰されるのではないかという恐怖感すら感じる。

    特に、日本の道徳の授業が1番納得いかない‼️
    私もいつも斜に構えて聞くタイプで、自分だけがめんどくさいやつかと思っていたら、ここにもいたいた!嬉しい💕

    教室でコケてる男子生徒と、その教室内が気になる。また、eteWORLDに浸りにきます✨

    1. 海外の教育について、聞いて見たいわ。海外に目が向いている人はきっと日本の教育に思うところがあったり、他のものを期待してたりするんだよね。自分がこうだったらよかったのに!って思ってること、なのかな?

      いつもニコニコのKiyoNeeは、まっすぐなのかと思っていたわよ。そうかそうか、嬉しいな。
      母の背を見ろ系のママは、普段は斜に構えておきながら、ここぞってときは、仁王立ちするのかもね。ふふふ。

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