本好きの子に育てるには

とにかく、本に囲まれる。

これに尽きると思うのだけど、どうだろう。

私の収集癖もあってか、もともと我が家は本は多かった。子供が就学する前に、絵本の収集にはまり、古本福袋中身気にせず50冊！などを購入して、本棚に並べて満足していた。

その結果、というには因果関係はわからないけれど、娘は本好きに育った。

同じ本を繰り返し読むタイプではなく、毎晩違う本をリクエストするので、お気に入りもわからず。傾向も全然わからず新しいお話なら、なんでもいいという様子。好みを考えて買うことができず、なんでもいいや、と福袋を買うことが多かった。

後から話していたのは、寝る前に本を読んでもらうのは、そこにママがいるとわかるから、安心すると言っていた。小さい頃の絵本は、絵本の内容より読み聞かせによる親子の絆を育てているのだろう。

たくさんの本が必要なら、図書館に行けばいいのだけれど、特に小さいときは、借りにいく暇も返しにいく暇もなく、とにかく駆け抜けて生活していたから、寝る前の絵本の時間は貴重な時間でしたね。

絵本って高いよね。だからうちは、ほとんど中古ばかりです。メルカリで50冊とかまとめて出品出している人は、本好き、知育に前向きな人だと思うので、試しに買ってみるのもいいかもしれない。

ただし、子供は読まないかもしれないけれどね。そこは気にしないってことで。本が悪いのではなく、子供が悪いのでもなく、タイミングの問題。並べて満足していいの。親の仕事は終わり！

後、本好きに育てるために、気をつけたことは

一緒に本屋さんに行って買うとき、子供が選んだ本にダメ出しをしないこと。

好きに選ばせると「なんで、それ？」と思うのを選んでくることが多い、いや絶対選ぶ。親としてはこれとかどう？と誘導したくなるのだけれど、そこはグッと我慢して。

それはそれ。本好きワールドの入場料とでも諦めて、欲しがった本を買ってやりましょう。

親が読んで欲しい本は、勝手に手に入れて、勝手に本棚に並べておけば、必要な時期が来れば、子どもが勝手に読んでいます。自分で本棚から見つけてきて手に取り、その面白さに気づいたときは、宝物を見つけてきたかのように嬉しそうです。

また、親が本を読まないのに、子供には本を読んで欲しい。というのはやはり無理があるだろうな。子どもは親をよく見ているので、子どもを本好きに育てたいな、と思ったら、親御さんが本を楽しまれるのが一番の近道でしょうね。

でも、そもそもの認識で、「読解力をつけてテストで良い点を取りたい」ためだけに「本好きに」と考えているなら、本代に費やすより塾に行けばいいんじゃないのかな？本の投資の結果は、なかなか見えないからね。

私が、たくさんのことを本から学んだから、困ったときは本屋に行ってたから、考えることも、書くことも、きっと本から学んだと思っている。だから、子どもにも本の楽しさを知ってほしかった。

最近は、全然本を読んでない私がいうのも偉そうだけど。我が子が、みんなが、人生が豊かになる本と出会えるといいな、と思ってます。

読んでくれて、ありがとう