迷惑をかけるな、とは言わない育児

とあるインタビューを見ていて、子育ての方針は「他人に迷惑をかけるな」でした。と話をされていた。よく聞くやつ。

我が家はどうだったのかな、と振り返る。一度も言ったことがないかも。

でも、迷惑をかけるような子には今のところ育たなかったので、そこを口酸っぱく言わなくても大丈夫ではないだろうか

(究極の執着のなさが我が子の持ち味なので、みなさまに当てはまるかどうかはわからないけれど、)もっとポジティブな言葉で伝えたら、悪いことはしないではなく、良いことをする方向へ、のびのび生きられるのではないかと思う。

育児には常に悩みがあるけれど、我が家のぶれない指針は「娘が幸せであること、楽しいこと」

どの親御さんも同じ想いですよね。

何かが終わって出てきた時、「楽しかった?」とよく聞く。意味があろうがなかろうが、楽しかったのなら、やってよかった!と思うことにしている。「楽しくなくては身につかない」との持論があるから。

本人が幸せであるためには、周りとの関係も自分で整えていくと思うので、親としては、我が子の総合的な幸せを願えば、自ずと周りに迷惑をかけるような態度は取らないのだろうと信じている。

などと、書きながら疑問に思い始める。

忘れ物をする。お友達に借りる。私は困らなかった。みんなも困ったって言わなかった。だから、OK

やばい。思ってそう。

何を迷惑と言うのか。

逆に貸す立場の時、何も思わずに貸しているだろう。それは、迷惑をかけられた、なのだろうか。

人生誰かとかかわり、迷惑と言うのか影響というのか、絡み合って生きていく。相手によって結果も違う。迷惑のつもりが迷惑になることも。逆も然り。

どの行動も全ては自分に帰ってくるもの。

自分で受け止められるかどうかを判断基準にすれば良いというのが、父母共通の認識

我が家では「自分がそれで良いなら、宿題をしなくても別に良い」と言ってある。「先生に「これこれこう言う理由で、宿題をしないことを私は選択しました。」と自分で説明でき、他人を説得できるなら、どうぞ」と。

自分がしたこと、しなかったこと、言ったこと、言わなかったこと、すべてに原因があり結果がでる。今は、こうすればこうなる、を学ぶ時だと思っている。

と、言い切るには不安は残る育児です。永遠にこれであっているのか、と手探りし続けるんだろうな。

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4件のコメント

  1. 忘れ物と物の貸し借りを迷惑と思ってるかどうか。

    親子でも考え方違うもんね。
    自分が育てたのに、同じにならないよね。

    子育ての課題は永遠に…
    自分や、子ども自身の選択で今があるのだから、受け入れていくしか無いのに、過ぎ去った時を後悔する事も沢山あるよね。

    あの時こうしておけば違う未来になってたのかも。って。

    やり直す事は出来ないけど、違う未来を考えずには居られない。

    いつか孫が出来た時、自分の心残りを押し付けて、過度に干渉しない様にしておかないとな…

    1. 何度、子育てをしても、思うようには行かないんだろうな。自分の価値観は変わらないし、子どもは自分ではないし。

      最近、思春期の本を読んだの。親子のなかよし度が大事って。しまむー親子は、かーなり仲良し親子ね。そんな懐の広いお母さんでありたいなーと尊敬で見ているよ。

      孫😆間違いなく孫にも、よいおばあちゃんしてる姿が目に浮かぶよ〜

      1. 我が家、仲良し親子なのだろうか…

        私から見たeteさんファミリーは、仲良し家族だと思うの。

        お父さんもノリが良くて、社交的で、同じ様に娘さんもいつもニコニコして楽しそう。

        しまむー、懐深くないよ?

        子ども達から見たら、うざい親だと思うもの。

        親とはどんな人でも、我が子からはうざいと思われてしまうのかもしれないけどね。

        1. うざくない親はいないよね。それはもう仕方ない。
          大きくなってお母さんと一緒にお出かけしてくれるのは、仲良しだと思うわ!

          そういえば、今日娘が、初めてお邪魔したお宅の目のきれない黒猫ちゃんを見て「子しまむーみたい。」って言ってたの。うんうん。なんかそんな感じだった。

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